中小企業では、社員の高齢化が問題視されていますが、
定年退職を65歳に延長にしている会社も多くなってきました。 益々社員の平均年齢は上昇しそうです。
そこで今日は、高齢者のみを雇用している企業の考えをわかりやすく解説します。
大手企業は新卒を採用することができても、地方の中小企業は大変難しい状況です。
やはり、中途採用がメインとなってしまいます。
また、終身雇用がまかり通っている企業もあるので、
社員の高齢化は避けられません…。
積極的に高齢者を雇用している企業もありますが、
若手社員がメインで2~3割が高齢者といった社員構成になりますので、
やはり高齢者は若手のサポートといった感じになります。
さて、先日50歳以上の社員しかいない企業の存在を知りました。
社長は65歳を過ぎており、役員も60歳以上です。
そして、すべての社員は50歳以上ですから、超高齢企業ということです。 ■50歳以上しか採用しない会社の社長が言った「人生の変え方」
ここで素朴な疑問がわきます。なぜ50歳以上の社員しかいないのでしょうか?
答えは簡単です。50歳以上の人しか募集していないからです。
通常、50歳以上の社員を採用しても、簡単な仕事、若手社員のサポート業務、
経験が豊かであればシニアアドバイザーなどが考えられますが、
いずれにせよ会社に勤められるのは15年程度です…。
それでも50歳以上の人を採用するということは大きな理由があるはずです。
なんと、「50歳以上で人生を変えたいという人」だけを採用している会社なんです。
50歳以上で人生を変えるなんて、そう簡単にはできそうにありません。
ですが、この会社の社長は、人生を変えるなんて、
誰でも、いつでもできると豪語しています。
私はあるコンサルタントから、
「人間40歳を過ぎると変わらない!(変われない)」
と言われてショックを受けたことがありますが常識で考えればその通りだと思います。
この社長は社員に、
「人生を変えるには、ほんのちょっとのことを知るだけでいいんだ」
と言っているそうです。
そして、人生を変えるのは一発逆転ではなく、ちょっとしたこと、
つまり日常の些細な習慣を変えることと、それを続けることだとも…。
「早起きする」「毎日、本を読む」「毎日、運動をする」「早寝をする」
何でもいいそうです。
実際、この会社の社員は、
「電話を毎日10本する」「お客様に心を込めてメールを書く」、
というような小さいことから始めます。
これで人生を変えているのです。
電話を毎日10本かけた社員はトップ営業になり、
心を込めてメールを書いた社員はリピート率No.1になったそうです。
わずか2年もすれば、誰にでも自信が生まれます。
確かに、毎日10本電話をかければ、トップ営業になる可能性は大です。
自分の経験から、毎日5枚ハガキを書けばトップ営業になれます。
ですが、あまりにも地味過ぎて、ほとんどの人は「まさか…」と思うようです。
そして、もうひとつ重要なことがあります。
ひとつのことに取り組んで挫折したら、
次の取り組みを設定すればいいということです。
無理してできないことは続けても仕方ないということです。
そもそも失敗自体がノウハウとなります。
習慣には自分に合うものと合わないものがあるので、
無理はしないということがポイントです。
毎日10本の電話をかけるという社員は、
そこに辿り着くまでに2回も挫折しているそうです。
挫折=罪悪感ではありません。
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