先日、「見附倫理法人会」のモーニングセミナーで講話をさせていただきました。
この日の演題は、「仕事で人生を輝かせます!」でした。
この演題は、弊社の経営理念でもあります。
倫理法人会で講話をする時、最近この演題が9割を占めます。
倫理法人会に最適なテーマといえばそれまでなのですが、どうせ仕事をするならば、
「楽しく」「前向きで」「ワクワク」した方が、5年後、10年後、30年後、50年後の人生は、そうでない人に比べて雲泥の差だと思います。
人生の3分の1は仕事をしています。
その3分の1を有意義に過ごすのも、何となく作業として過ごすのも人それぞれですが、どうせ同じ時間を費やすのなら、やはり前者の発想で過ごしてほしいと思います。
さて、倫理法人会の例会はあさ6時から始まり、7時には終了します。
終了後は希望者で一緒に朝食を頂きます。
その中で、新潟県では有名な経営者が、2025年問題の話をされたました。
2025年問題とは、1947年から1949年生まれの「団塊の世代」が75歳以上になります。
「団塊の世代」は約800万人にのぼり、現在の後期高齢者1,500万人と合わせると2,200万人を超えると予想されます。
少子化である現役世代が、圧倒的に多い高齢者を支えきれるかという問題と、病院や医師が足りるのかという問題があります。
最近では、高齢者の自動車事故が社会問題になっていますから、自動車免許の返納も 一気に増える可能性があります。 そうなると、日本の基幹産業である自動車業界が大きな打撃を受けます。 メーカーは海外に輸出するという手がありますが、ディーラーや中古車販売店、自動車整備工場は、商圏が決まっていますから、縮小を余儀なくされるでしょう。 また、今年は女性の2人に1人が50歳以上になります。 これも高齢社会の象徴でしょう。 実際、倫理法人会の例会に参加すると、7~8割は50歳以上の経営者やリーダーたちです。 このような、異業種交流会や経営者団体にも、高齢化の波は押し寄せています。 先日、クライアントの建築関係の経営者と話をしていたら、「人生100年時代」の話題になりました。 一般家庭のリフォームは、70歳を超えると敬遠されがちです。 理由は、亡くなるまで残りわずかなので、リフォームにお金をかけなくてもいいということです。 ですが、人生100年時代と言われる時代です。 仮に100歳まで生きるとしたら、70歳でも余命30年もあるのです。 そうなると、住宅の老朽化、生活スタイルの変化、身体能力の低下、介護などを含めたリフォームが必要になるでしょう。 70歳など、まだまだこれからなのです。 もう一花咲かせられます! 一般的には、70歳を超えると消費は衰えると言われていますが、人生100年時代が到来すると、70歳はまだまだ元気です。 働いている人も数多くいるでしょう。 そうなると、今までは60歳までしか市場がなかった商品群の市場が拡大する可能性は大です。 たとえば、60代のジーンズの所有率は7割を超えているというデータがあります。 一昔前は、60歳を超えてジーンズを履いている人は少なかった記憶がありますが、今ではごく当たり前のアイテムです。 この現象をどう分析するのか? 高齢者は若返っているのかもしれません。もう、昔の70歳とは違うのです。 10~15歳若返っているような感じさえ受けます。 あなたは、どう思いますか? つまり、70歳ならば55歳~60歳くらいの感覚でいる可能性があります。
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