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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

「いいね!」の数で判断するな!


先日、富山県小矢部市の「富山県繊維協会」主催のChatGPT活用セミナーの講師をやらせていただいた。今回は、メーカーや製造関係の人が多いということで、商品開発とプロモーションにChatGPTどのように活かせるのかを具体的なプロンプトを交えて紹介した。 



終了後、数人から「メルマガ読んでますよ」「メルマガ楽しみにしています」と声をかけていただき、非常に嬉しかった!何でもそうだが、相手からのレスポンスは、物事を継続する励みになる。そして、やりがいにも通じる。SNSやブログなどの投稿には、「いいね」ボタンを押してくれるだけで、投稿者の気持ちが前向きになるいうことだ。そこで今日は、SNSのレスポンスについてわかりやすく解説する。



SNSを評価する時、何人から「いいね」を貰えるかを1つの指標としている人や企業がいる。いいねが少ないよりは、多い方が気分はいい。また、数値化されているので非常にわかりやすい指標だ。しかし、いいねの数で一喜一憂するのも危険なのだ。



というのも、いいねボタンを押すか押さないかは、人によって基準が違うからだ。 友達や知人の投稿を片っ端からいいねを押す人もいれば、投稿内容をじっくり吟味してようやくいいねを押す人もいる。1年に1~2回しかいいねを押さない人もいるだろう。また、いいねをまったく押さないが、投稿はしっかり読んでいる人もいるわけだ。



このように考えると、いいねの数だけでSNSの評価をするのが非常に危険であることがわかるだろう。私は、これを裏付けるような経験を何回もしている。経営者団体などの例会に参加すると、時々「Facebookの先日の投稿よかったですね」「SNSで投稿していた〇〇の話なんですけど…」などのように、SNSの話題を振ってくる人がいる。あとで該当する投稿を見ると、対面で「あの投稿が良かった」と言っている人は、いいねを押していないケースが多々あるのだ。ということは、投稿を読み、投稿内容にも賛同しているが、いいねボタンを押していないサイレントな人です。



つまり、サイレントな人は意思表明をしていないだけであり、あなたの投稿に興味がないわけではない。これを考慮しなくては、本当のSNSの実力を評価できない。つまり、表明しないサイレントフォロワーが相当数いることが考えられる。



たとえば、100人がいいねボタンを押したとする。

しかし、サイレントフォロワーの数を入れると120~130になるのではないかと思われる。いいねの数×20~30%が本当のいいねの数になるのではないかと推測できるのだ。

実は世の中、サイレントな人が1番多くいる。このサイレントな人に対して、マーケティング的アプローチやセールス的アプローチができれば、見込客の数は大幅に増えるということになる。



昨日、テレビショッピングで姿勢を良くするグッズを販売していた。

興味があったので、その番組を最後まで見て、さらにその日の夜、ネットでその商品を検索した。2~3点気になることや不明点があったからだ。しかし、何の問い合わせもせず、何のアクションも起こしていないのが現実だ。



この商品を欲しいと思っているのに、アクションを起こさないサイレントな見込客ということだ。こういう人が数多く存在することを忘れてはいけない。そして、サイレントフォロワーやサイレントリード(見込客)に行動させることができれば、レスポンスは大幅に増えるだろう。たとえば、「今日の投稿が役に立ったらいいねボタンを押してください。」と、投稿文に追加すれば、いいねが増えるかもしれない。




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