営業マンや経営者、そしてリーダーであれば「話し方」は大変重要なスキルである。
日本人特有の「以心伝心」などということは、ビジネスに於いてはほぼあり得ないと言っても間違いではない。つまり、自分の考えを言葉で伝えない限り、相手はあなたの考えを知る由もないということだ。そこで今日は、話し方の上達法ついてわかりやすく解説する。
私は今から12年前、どうしたら話し方が上手くなるのだろうかと考えた末、YouTubeを始めることにした。なぜYouTubeなのかと言えば、話し方の練習をするならば、他人の目を意識した方が上達するだろうと思ったからだ。
そこで自分に課したのは、①原稿を一字一句間違いなく読めること。②テーマだけを決めて、アドリブで話をすること。この2点を重点課題としてYouTubeで発信することにした。②に関しては、かなりハードルは高いが、若い頃ジャズをやっていたこともあり原稿を一字一句間違いなく話すよりも、テーマだけを決めてアドリブで話す方が自分には合ってると思った。
しかし、実際にやってみるとこれがなかなか難しい…。
世の中、自分の思っているようにはいかない。それでも1年、3年、7年と続けていくうちに、話し方は着実に上達する。最初は棒読みだった話し方も、徐々に抑揚がつき、なんとなく説得力が増してきたのを自覚するようになった。
また、ある経営者から「何年か前のYouTubeの動画と、現在の動画を見比べると確実に進化している」と言われたこともある。それでも話し方の正式な教育を受けたことがないので、我流でずっと続けていただけなので自信がないというのが本当のところだ。だから、どうしたら話し方が上手くなれるのかと問われても、「ただ練習しかない」としか言いようがなかった…。
ところが先日、話し方の究極の上達法知った。 以前紹介したことがある株式会社カエカの代表取締役・千葉佳織さんの「聞き取りづらい話し方をビフォーアフター」と言う動画を見て目から鱗だった。カエカは、政治家のスピーチコンサルティングを行っている会社だ。数々の政治家のスピーチ力をアップしているのがこの会社だ。 話すことが仕事のような政治家でも、正式な教育を受けた人は少なく、そもそも演説で何を話していいのかわからない立候補者もいるとう。意外だと思うかもしれないが、政治家でも話すことに自信がない人が一定数いるということなのだ。
千葉さんがXに投稿した「聞き取りづらい話し方をビフォーアフター」という動画は、わずか90秒でありながら、見事に聞き取りづらい話し方を説得力のある話し方に変える魔法のような5段階を紹介している。
①まずは大きな声で言う、②フィラー(あの~、えーなど)をなくす、③間を取り入れる、④声の高低をつける、⑤声のスピードをコントロールする。この5ステップを踏むことによって、ボソボソと何を言っているかわからない人でも、説得力のある話し方に大変身できる魔法のようなロジックだ。 私は実際にやってみたが、わずか90秒で大変身できる。 大げさではなく、これを知ると知らないとでは、人生に大きな差が出るのは明らかだと思うのは私だけではないはずだ。
■聞き取りづらい話し方をビフォーアフター
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