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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

イーロン・マスクの正体


ここ数ヶ月、イーロン・マスクの凄さについての記事を読むことが多くなりました。

イーロン・マスクとは、電気自動車のテスラで成功を収め、次のスティーブ・ジョブズと言われています。

そこで今日は、イーロン・マスクの凄いについてわかりやすく解説します。



まずは、イーロン・マスクのことを知らない人のために簡単なプロフィールを紹介します。イーロン・マスクは、南アフリカ共和国出身のアメリカの実業家であり、エンジニア、投資家です。宇宙開発企業「スペースX」の創設者でありCEO、電気自動車企業「テスラ」の共同創設者でありCEOおよびテクノキング、テスラの子会社である「ソーラーシティ」の会長などを務めています。



2016年12月、フォーブスの世界で最も影響力のある人物ランキング21位に選出されたほか、2019年にフォーブスが発表した「アメリカで最も革新的なリーダー」ランキングでアマゾンCEOのジェフ・ベゾスと並び第1位の評価を受けました。



とにかく輝かしい経歴を持つイーロン・マスクですが、輝かしい経歴の裏側には多くの失敗を経験しています。たとえば、3度目のロケット失敗の時にスペースXのイーロンは、こう言って部下に勇気を与えました。「もうすぐじゃないか。今度こそいける。こんなことでへこたれるな。すぐに冷静になって、何が起きたのか見極めて、原因を取り除けばいい。そうすれば失望は希望と集中に変わるんだ」と。



莫大な投資をしたロケットの打ち上げが失敗し、当時のイーロンは追い詰められていたにも関わらず、その場で失敗の原因を追求し、次のチャレンジに向かって動き始めておいます。当時のイーロンは、精神的にも肉体的にもボロボロだったということです。テスラモーターズとスペースXの両社共が、当時破綻寸前で、予断を許さない状態だった最中の発言なので、余計に重みを感じます。



そして、イーロンは「諦めないこと」を信条にしています。「私はこれまでもこれからも決してギブアップしない。息をしている限り、生きている限り、事業を続ける」と。実現したい社会と事業があり、実現するまでは諦めないということです。



イーロンは、逆境を自分の糧にしていきます。資本が毀損(きそん)して、会社が倒産しそうな状況でも、次の一手を打ち続け、会社を再生していきました。イーロンの借金に関する言葉は、体験に裏打ちされているので説得力があります。



暗闇のような日々の中で、絶望は、頑張ろうという強烈なモチベーションにつながります。

もしあなたの会社が大きな借金を抱えているなら、それは強いやる気にもなります。

つまり、どんなにマイナスの状態でも視点を変えることで、やる気を高められるということです。


イーロンが大学生だった時、将来人類にとって最も重要になるものとして、①インターネット、②持続可能エネルギー、③複数の惑星での生活を挙げ、持続可能エネルギーの鍵を握るのは、電気自動車だと確信しました。そして、莫大なお金をスペースXとテスラに投入し、イーロンは破産寸前まで追い詰められていきます。



さらに、ロケットの打ち上げに失敗しましたが、イーロンは夢を諦めません。その後、4回目の打ち上げで成功させ、スペースXを軌道に乗せます。リーダーや経営者にとって必要なものは、「明るい未来を信じられる仕事を創ること」。これに尽きます。




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