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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

コロナ禍でも生き延びる企業の条件とは?

新型コロナウイルスの影響による経済の低迷は、早くも10ヶ月以上になります。 売上の減少、それに伴う利益の減少、いまだに出口は見えていないのが現実です…。 そこで今日は、コロナ禍でも生き延びる企業の条件をわかりやすく解説します。

私の周りを見渡すと、売上も利益も20%以上減少している企業も珍しくはありません。 先日、ある金融機関の人が言っていましたが、これから倒産や廃業が増えてくるだろうと…。 そして、新型コロナウイルスは長期化の様相を呈しています。

今、経営者が考えなくてはいけないことは、売上も利益も減少した中で、どのように生き延びていくのかです。 ですから、経営戦略の練り直しは必須なわけです。 まずは、ここからです。 経営戦略に関しては、中小企業であれば経営者しか考えるリソースはありません。 経営者の腕の見せどころです。

コロナ禍でも生き延びる企業の条件は、大きくわけると2つあります。 まずは、付加価値の高い商品を提供することによって、より高い利益率を確保することです。 と同時に、大幅なコストダウンも進める必要があります。 コストダウンには、様々な側面がありますが、最新のテクノロジーを活用することをおすすめします。 職種によってはテレ通勤手当を大幅に削減できます。 また、通勤時間も大幅に削減できるので、社員のプライベート時間も確保することができます。


製造業は、ロボット化により省力化が可能になります。 これから、AIとロボットを組み合わせた、製造が普及してくるでしょう。 これは製造業だけではなく、ホテルや施設などの受け付けもロボット化することが可能です。 実際、ロボットがお出迎えしてくれるところもあります。

さらに小売業では、無人店舗へのシフトが加速するでしょう。 また、業種によってはリアル店舗を閉鎖して、オンラインショップに移行する小売業も大幅に増えると思われます。 なんだかんだ言っても、リアル店舗は莫大な固定費がかかりますので、オンラインショップに移行するだけでも、大幅なコスト削減が可能です。 資生堂は、広告宣伝費をオンライン媒体に集中させることを発表しました。

業種関係なく、営業パーソンを介した営業活動については、まだまだリアル商談やアナログ営業が中小企業ではメインです。 新型コロナウイルスの感染拡大により、否応にでも非接触型の営業活動を強いられたわけですが、10ヶ月以上経った今でも指を加えて見ているだけという中小企業も多いようです…。

その理由を聞けば、今まで顧客先に訪問して先方の担当者と話をしながらニーズを探り、新たな提案をしていたとのことですが、「いきなり非接触型の営業活動をやれ」と言われても、やったことがないのでやり方もわからないそうです。 その結果、指を加えて見ているだけになってしまうのです。

こうなると、新型コロナウイルスが、一刻も早く収束してもらわない限り、営業活動もままならないということです。

企業は営業活動をしない限り、売上と利益を得ることはできません。 ですから、営業活動には多額の営業経費と労力を費やしています。 コロナ時代でも生き延びることができる企業の条件は、営業活動の一部をオンライン化=非接触型にすることです。 そうすることにより、作業効率が高くなるばかりではなく、営業経費の大幅削減が可能です。

また、今までリアル営業では手薄だった、新規見込み客の集客と育成、既存顧客のリピート促進もオンライン化することで容易にできるようになります。 これを使わない手はありません。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。


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