「人生100年時代」と言われて久しいですが、
100年も生きることが当たり前になると、人生二毛作の発想で生きなくてはいけません。
これと同じことが、社歴の長い企業にもいえます。
そこで今日は、企業二毛作時代についてわかりやすく解説します。
今から50年前、高度経済成長期に創業した企業は、
当時とは業務内容が様変わりしているところも多いでしょう。
また、当時の延長線上でビジネスを展開している企業もあるでしょう。
どちらが良い悪いではありませんが、今回のコロナ禍ばかりは、
様々な要因が重なり、変化を余儀なくされています。
ロボット産業やAIなどが、本格実用されると予測されていましたが
なかなか普及しませんでした。
また、ネットとデジタルの時代だと言われつつ、相変わらずリアルの補足
という位置づけでした。
ところが、今回のコロナ禍は、ロボット化、AI化、オンライン化を一気に推し進めました。本来であれば、2015年頃までに本格的に普及すればいいだろうと思われていた分野です。ところがコロナ禍により、非接触型コミニケーションが求められ、強制的に普及しました。馬車から自動車へ、一気に乗り換えが進んだようなものです。
一般的に変化する場合、外的要因が原因の場合がほとんどですが、
中には自ら進んで大きな変化をする企業もあります。
そこで思い出されるのが「鷹の選択」という話です。
鷹は長命な鳥で、70歳くらいまで生きます。
しかし、40歳くらいで大きな決断をしなければいけません。
座して死を待つか、つらい決断をするか…。
40歳のタカはクチバシが下あごに届くほど長く、
爪は鋭さを失い、羽もくたびれて、高く遠くまで飛べなくなります。
そこで、決断した鷹は、山の頂に巣を作ります。
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