管理職やマネジャーのメインの仕事は部下の育成をすることだ。
しかし、中小企業の管理職はプレイングマナジャーが多く、部下育成に注力できないのが現実だ。そこで今日は、部下育成の現実をわかりやすく解説する。
ライザップを有名にしたのは、「結果にコミットする」というキャッチフレーズだ。
2~3ヶ月で大幅な体重減と体型改善を目指すパーソナルトレーニングが話題になった。ホームページを見ると、「お客様専任のチームとして必ずバックアップしていきます」というキャッチコピーが目に入ってくる。
気になる料金は、「2ヶ月16回で298,000円」「3ヶ月24回で432,000円」「4ヶ月32回で560,0000円」。これで魅力的な体型が実現するなら安いと思う人も多いだろう。特にダイエットに何回も失敗している人だ。
ライザップのメソッドは大きく分けると、①顧客専用のプログラムを作成してトレーニング指導、②トレーニングや食事が習慣化するサポートをするの2点だ。私の周りにもライザップを利用して人がいるので、噂は聞いたことがあった。
この話題を紹介した理由は、ライザップの指導やマネジメント手法は、そのまま企業の管理職に当てはまるからだ。つまり、あなたの会社の管理職が部下を最短時間で最大成長させるは、ライザップと同じ手法を使えばいいわけだ。
若い人は上司と部下という関係ではなく、トレーナーやコーチと選手という関係の方が成果が出る。つまり、管理職やマネジャーというポジションではないということだ。
弊社は創業して22年間、営業コンサルティグで最短時間で最大効果を出すためには、どうしたらいいのだろうかと試行錯誤の連続だった。そして行き着いたのがライザップ方式だ。弊社の営業コンサルティングは以下の3点を行う。
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■営業研修
…営業理論を理解し、スキルを高める。また、ロープレも実施する。
■現場の共有
…営業に同行して商談を共有。そして、基本理論とスキルが実行されているのか確認してアドバイスする。
■目標達成のマネジメント
…1週間に1回、営業計画と実績の確認、目標達成までの道筋をフィードバック。
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どれが不足しても、最短時間で最大効果を得ることができない。
営業に限らず、何かを習得しようと思ったら、このやり方がいいと思う。「頭で理解する」+「体現する」+「成果が出るマネジメント」。この3つがセットになると最強だ。
だから部下は、こんな上司や上司の行動に困り果てている。
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「見て憶えて」
「とりあえずやってみて」
「自分で考えてみて」
「わからないことがあったら何でも聞いて」
「なぜやるのかの説明がない教育」
「フィードバックのない営業日報」
「結果だけ見てプロセスを見ない」
「上司の教え方が下手で理解できない」
「忙しくなるとレスポンスがなくなる」
「簡単な営業マニュアルすらない」
「営業に関するルールがない」
「何でも部下の意志に任せる」
「目標未達になりそうでも介入しない」
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これ全部「部下の育成放棄」です。
本当に部下に成果を出してほしいのか、それとも育成するのが面倒なのか…。ということで、部下を最短時間で最大成長させたいならライザップ方式!
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