日本には昔から「根性」という言葉があります。
私が小中学生の頃は、日常茶飯事に使われていました。 当時、根性の正確な意味はわかりませんでしたが、「根を上げない」「我慢強い」「諦めない」などの意味で使っていたような気がします。
そこで、意味を調べてみました。
「物事をあくまでやりとおす、たくましい精神。気力。」とあります。
私が思っていたことと、ほぼ同じ意味です。
また、テレビアニメも「スポ根」というジャンルがありました。スポ根の代表的な作品は、「巨人の星」「アタックNo.1」「タイガーマスク」などです。
特に、巨人の星は主人公の星飛雄馬の父・星一徹の言動が破天荒でした。
気に入らないことがあると、食卓のちゃぶ台をひっくり返したり、飛雄馬がより速い球を投げられるように、大リーグボール養成ギブスなるものを開発したり、今だったら虐待で訴えられます。完全にアウトです。
当時はそれを虐待と思う人はいませんでした…。
ですから、わずか50年の間にこれだけ価値観が変わったということです。
日本は高度成長期を経て、大きく変貌しました。
さて、メンタルが強いとはどういうことなのでしょうか?
世界トップレベルのアスリートたちの試合を見ると、テクニックやスキルも非常に大切なのですが、最後はメンタルが勝敗を左右しているような気がしたならないからです。
これはアスリートだけでなく、ビジネスの世界でも当てはまります。
営業マンが、「今日の商談は契約をしなくてもいい」というネガティブな気持ちで商談に臨んだら、恐らく契約できないでしょう。
ですから、いついかなる時でも「契約できる!」と、自分自身を信じることがことのほか大切です。
よく「自分自身との戦いです」と発言をするアスリートがいますが、これは弱気になりそうな自分と強気の自分の戦いです。 私もよくあります。
「今日は絶対に契約する!」と、強気で商談に向かうのですが、道中もう1人の自分が「もしかしたら失注するかもしれない…」と囁きます。
私という1人の人間の中で、このような葛藤があるのです。
いつまで経っても100パーセント契約できるという確信を持てることが少ないのが現実です。 人間って、本当に面倒な生き物です。
大きな成果を出せば自信になりますが、この自信はすぐに揺らぎます。
たとえば、クライアントからクレームがあったとしましょう。 これだけで、あなたの自信は相当揺らぎます。自信など所詮この程度のものです。
ですから、恒常的に自信があるという人は稀です。
結局のところメンタルが強い人というのは、「できない」「ダメだ」などのネガティブな感情を持たないことではなく、ネガティブな感情を持ってもすぐにポジティブな感情に切り替えられる人なんだと思います。 これは非常に重要です。
一見、メンタルが強いというのはネガティブな気持をこれっぽちも持たないと思われがちですが、人間である限りそのようなことは不可能です。
ですから、ネガティブな気持ちになってもそれを一旦受け止め、すぐにポジティブな気持ちに切り替えられるとうことです。
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