当社はメールマガジンの配信を始めて20年が経ちました。コロナ禍以前は、とりあえず週3回配信をしているというだけで、リアル営業の補佐的な役割でした。ところがコロナ禍以降は、見込客獲得と育成をするための武器となっています。そこで今日は、メールマガジンの効果についてわかりやすく解説します。
メールマガジンの話をすると、「今さらメールマガジン?」と首を傾げる人が多くいます。当然です。メールマガジンが登場したのは、今から20年以上も前で、ネット上の媒体の中ではホームページに次いで古いメディアとなります。つまり、時代遅れのオールドメディアなわけです…。
現在、ネット上ではSNSがメディアの中心になっていますので、メールマガジンは隅に追いやられた感じっです。人間は不思議なもので、古いものは効果がなく、新しいものの方が効果があると考えるようです。
最初にお断りしますが、メールマガジンの効果があるのはBtoBだけで、BtoCは効果はありません。なぜならば、BtoCではSNSのメッセージやLINEでのやり取りがメインだからです。そもそも、パソコンのメールアドレスを持っていない人も今では数多くいます。
さて、メールマガジンでまず気になるのは、読まれているのかいないのかということです。正確には、読まれているのか読まれていないのかはわかりませんが、メールマガジンが開封されたかされないかはわかります。大雑把な判断になりますが、開封されれば読まれる可能性はウンと上がります。開封されない場合は、メールマガジンの件名が興味をそそるものではなかったので、開封されないということです。
また、継続的にデータを分析していると、毎回メールマガジンを開封している人がいることがわかります。これは明らかに、好んでメールマガジンを読んでいると推測できます。
では、メールマガジンの開封率はどの程度なのでしょうか?
BtoBの場合の開封率は15~20%であれば合格です。当社のここ1ヶ月のデータを分析すると開封率は18~23%台です。一般的なデータと比ると高いことがわかりました。1000人にメールマガジンを配信すると、180人~230人が開封しているということです。
もうひとつメールマガジンを発行しているとおもしろいことがわかります。当社の場合、メールマガジンのテーマが多岐に渡っています。営業をメインに執筆していますが、自己啓発、マネジメント、マーケティング、商品開発などの話も盛り込みます。
そうすると、営業をテーマにしたメールマガジンでは開封しない人が、自己啓発がテーマだと開封するケースが多々あります。ということは、開封するしない、読む読まないは、メールマガジンの件名で判断しているということになります。それだけ件名は重要です。
オンラインで成功している企業の話を聞くと、皆さん口を揃えたように、「一番重要なのは、見込客を獲得するメールマガジンだ!」と言います。つまり、いかにしてより多くの人にメールマガジンを配信できるかが大きなポイントです。
何十万人のメールマガジン読者を抱えている企業も数多くあります。メールマガジンのいいところは、1本執筆すれば上限なく配信できることです。また、その気になれば1日何本でも発行することも可能です。見込客との接触頻度を高められます。
そういった意味で、も、究極のプッシュ型ツールがメールマガジンなのです。しかも、コストもほとんどかかりません…。当社クライアントでも、ここ1年の間にメールマガジンを発行する企業が増えてきました。思っている以上に即効性があるのが特徴です。
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