モチベーションに頼った経営やっていませんか?
- 社長の大学★長谷川博之
- 2020年12月5日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年12月12日
やる気やモチベーションとは不思議なもので、高い時もあるし、低い時もあります。 また、つい1分前までやる気満々だったのに、上司のひとことでいきなりやる気がなくなることもあります。 モチベーションの高い状態と低い状態では、仕事の「生産性」や「質」は雲泥の差です。 ですから、経営者にとって社員のやる気やモチベーションの維持は非常に大切なことです。
そこで今日は、やる気やモチベーションの維持について、わかりやすく解説します。
経営者に関わらず、このようなことで悩んでいる人は非常に多いと思いますが、やる気やモチベーションを高めるのは非常に難しいということです。
いきなり、残念な結論ですが、解決方法は2つあります。
まずひとつは、元々やる気やモチベーションの高い人材を採用することです。 口で言うのは簡単ですが、行うは難しです…。 もう10年以上も前のことですが、新潟市にある日本文理高校の野球部が、夏の甲子園大会で準優勝したことがありました。 新潟県勢初の決勝進出ということもあり、地元では大変盛り上がりました。 監督だった大井道夫さんは、その後、講演にひっぱりだことなりました。 私も大井さんの講演を2回ほど拝聴しましたが、大変記憶に残る話があります。
それは、質疑応答の際ある参加者が、「私は会社を経営をしていますが、社員のやる気を高めるに苦労しています。どうしたら、やる気を高められるでしょうか?」という質問をしました。 この質問に対して大井さんは、「当校の野球部に入部してくる生徒は、みんなやる気があります。生徒はレギュラーを目指し、甲子園を目指していますから、やる気が高いのが当たり前です。ですから、どうしたらやる気を高められるかを考えなくてもいいのです…」と。 これを企業に当てはめると、企業自体に高いブランド力が必要ですし、上昇志向の人材を集める工夫も重要です。 競争が大好きな人を採用基準にすれば、そこそこやる気の高い人を採用できるかもしれません。
もうひとつの解決方法は逆説的ですが、社員のやる気やモチベーションに頼らないということです。
つまり、やる気やモチベーションに左右されるような仕事を減らすということです。
仕事の中には、自分自身のやる気を高めないと取り組めないようなものもありますが、仕事を細分化することで、やる気がなくても取り組める、または、やる気に左右されないようにするのもひとつの方法です。
たとえば、相手とのコミュニケーションが必要な営業活動、アイデアを発想したり、企画を考えるような集中力が伴う仕事は、やる気やモチベーションが必要ですが、パソコンへの入力などの単純作業はやる気やモチベーションは必要ありません。
ですから、通常の仕事のほかに、やる気が下っている時にやる仕事の2種類を用意できればいいわけです。
いずれにせよ、社員のやる気に頼っていては仕事が進みません。
この考え方だと、社員のやる気やモチベーションを気にすることはありませんし、ましてや高めるなんてことをしなくても済みます。
これらの方法でも解決できない場合は、やらざるを得ない仕組みを考えてください。 たとえば、それぞれの営業パーソンが、既存顧客への電話アプローチを50件やることになりました。 一部の営業パーソンだけ気乗りがせずにまったく手をつけていません。
これを解決するには、「〇月〇日17時から会議室に営業全員が集まり、既存顧客への電話アプローチをやる」というように、どうしてもやらなくてはいけない仕組みを作くるのです。 やる気が出ない場合は、やるべきことをスケジュール化していないケースが多々あります。これは、強制的にスケジュール化することにより、やる気やモチベーションを排除するやり方です。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。
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