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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

人生とは何だろうか?


田坂広志さんの名言に「人は必ず死ぬ、人生は一度きり、人はいつ死ぬかわからない」があります。言われてみれば至極当たり前のことばかりですが、普段このようなことを意識することは稀です。そこで今日は、人生についてわかりやすく解説します。



私たちが「死」を大きく意識するのは、身近な人の死によってです。

たとえば、親が亡くなる、親戚が亡くなる、兄弟が亡くなる、友達が亡くなる、上司が亡くなるなど、特に突然の「死」は私たちの「生」を意識させます。私がこのようなことを書く気になった理由ですが、1学年年上の先輩Uさんが突然亡くなったからです。



Uさんとはかれこれ40年来の付き合いで、共通の先輩Aさんからの紹介でした。

当時、高校2年生だった私はギタリストとしてプロを目指していました。そして、Uさんはドラマーとして吹奏楽を中心に音楽活動をおこなっていました。出会ってから数ヶ月後、Uさんとは吹奏楽で一緒に演奏をしました。その後、一緒にバンドを組むのにさして時間はかかりませんでした…。ここまでは青春時代の思い出ですが、それから40年以上も付き合いが続くとは思ってもみませんでした。



Uさんは20代後半でイベント会社を立ち上げ、バンドの仕事を定期的に受注するようになりました。バンドの仕事とは、イベントでの演奏や経営者団体や業界団体のパーティでの演奏です。



バンドの仕事があると私にも声がかかり、年間10ステージ程度はやっていた記憶があります。同時、私は会社員でしたから副業としてお金を稼いでいました。結局、2021年に私が独立するまで、Uさんはコンスタントにバンドの仕事を受注していました。私は独立をきっかけに音楽活動はやめました。残念ながらそれからは滅多に会う機会もなくなりましたが、数年に1回ビジネス展示会などでバッタリ会うことがありました。



特に持病を患っていたわけでもなく、心筋梗塞だったということです…。



50歳を過ぎると「まさかあの人が…」というような出来事に遭遇することが多くなります。Uさんの突然の死もそうでした。田坂広志さんの言葉が物語るように、私たちは常に死のリスクを背負っています。しかし普段は、それを意識することがほとんどないばかりか、自分は大丈夫だと思ってしまいます。事実はそうではありません。



私は「時間は命」だと思っています。人生は時間が限られています。

そして、その時間をどう使うかかが人生でもあります。他人の意見に流されて生きるも人生、自分の意志で生きるも人生です。もし、明日までしか生きることができなかったら、あなたなら何をしますか?死と向き合うことで、自分にとって何が一番大事なのかが見えてきます。



このようなことは会社にも当てはまります。

「もし、あなたの会社がなくなったら困る人はいますか?」。この質問にあなたらなどう答えますか?私はコンサルティグで、この質問をする時があります。しばらく考え込んだ末、「もしかしたら、困る人はそんなにいないかもしれない。当社がなくなっても、競合他社で代替はできるから…」と、答えた経営者もいます。



また「顧客も、取引先も、社員も困るが、しばらく時間が経てばそんなことも忘れてしまう…」と、答えた経営者もいました。



結局人生は、「誰かの役に立つ」「誰かに喜んでもらう」ことが自分の喜びになります。

そして、かけがえのない存在になることです。それは大変難しいことですが、かけがえのない存在になることを目指すだけでも人生は輝いてきます。「人は必ず死ぬ、人生は一度きり、人はいつ死ぬかわからない」。この言葉を肝に命じて、悔いの少ない人生をおくってください。




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