世の中には、「商品開発のアイデアがポンポン出てくる人」「経営課題の解決策をあっという間に考える人」など、発想力の豊かな人がいます。 発想力とは、持って生まれた才能なのか、それとも後天的に獲得したスキルなのか? そこで今日は、どうしたら発想力が豊かになるのかをわかりやすく解説します。
世の中を見渡すと、素晴らしい発想でイノベーションを起こす人がいます。 Apple社の創業者「ステーブ・ジョブズ」は、私たちのライフスタイルを大きく変えるような画期的な商品を連発しました。
ジョブズを天才だと思っている人も多いことでしょう。 私もそう思います。 ですから、私たちがジョブズを目指すことはできても、ジョブズのような画期的な商品を開発することは大変に難しいと思います。
天才的な経営センスを持つ経営者に、「どうしたら、あなたのようになれるか?」と質問したところで、「これは才能だから、努力ではどうにもならない…」と言う人が多いのです。
では、私たち凡人でも、容易にアイデアを発想したり、経営センスを高めることはできるのでしょうか?
答えは「Yes」です。 経営コンサルタントの神田昌典さんによれば、大成功した経営者の共通点は、大量に本を読んでいるということだそうです。 ポイントは、大量に読むことです。 言われてみれば、ごく一部の経営者は、一ヶ月10冊以上の本を読んでいます。
さらに、ワクワク系マーケティングの小坂裕司さんによれば、感性(センス)は情報量に比例するそうです。 これは、感性工学の研究でわかってます。 要は、経営センスを高めるには、大量の情報をインプットすること必要があるということです。 そうすれば、凡人でも経営センスを高めることができるということです。
私の経験からも、情報のインプット量が少い人は、商品開発のアイデアを考えられません。一方、情報のインプット量が多い人は、ポンポンとアイデアが出てくる傾向にあります。 これ、重要なポイントです。
とにかく、大量の情報を日々インプットすることを習慣化すれば、経営センスを高めたり、アイデアや解決策が発想できるようになるのです。
その方法も、先程紹介した「本を読む」ほかにも、「人会って情報交換をする」「セミナーや研修を受講する」など、様々あります。 インターネットを活用すれば、電子書籍、オンラインセミナー、YouTube、ブログなど、多種多様な媒体があります。
これは、経営やビジネスだけではありません。
スポーツでも同じで、スポーツセンスを磨くには、大量の情報を浴びることが必須だそうです。 あなたが、柔道の選手であれば、毎日、柔道の情報をインプットするのです。 できることならば、質が高くて、最先端の情報がいいでしょう。
そして、ここからが重要なのですが、インプットしたものはアウトプットするのです。
インプットし続けると、いずれオーバーフローします。
情報はアウトプットすることで、初めて身につきます。
つまり、大量の情報をインプットしても使わなければ、まったくもって意味がないということです。
インプットとアウトプットは表裏一体です。
つまり、セットで考えることが重要です。商品開発でアイデアが出ない人は、インプットが不足しているのに、アウトプットを求められているのです。 一方、アイデアがポンポン出る人は、十分なインプットがあるからアウトプットもできるのです。 これは、宇宙の真理です。 アイデアが出ないのは、「やる気がない」「才能がない」のではありません。
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