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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

初めての上司で会社員人生の9割は決まる!


以前、人材派遣会社を経営している女性社長のブログにこんな記事がありました。その記事には、この女性社長が新卒で社会人になった時の「初めての上司」のことが綴られていました。社会人のマナーや仕事の厳しさについてとことん教えられたそうです。それが今の自分の仕事観をつくっているという記事でした。そこで今日は、初めての上司についてわかりやすく解説します。



私のことを思い出すと、初めての上司は高校1年の時、毎日夕方4時~7時までの3時間アルバイトをしていました。この時の上司が初めての上司です。たかがアルバイトじゃないかと思った人もいるでしょうが、お金をいただいている以上、アルバイトも正社員も関係ありません。



この時の上司は気分屋で、忙しくなると命令口調になる人でした。高校生なりに気持ちはわかりましたが、もう少し人当たりを優しくできないのかと思いました。



その次は、高校2年と3年の2年間、ファーストフードで毎日アルバイトしました。調理をしていましたが、上司は厳しかったです。上司と言っても年齢は3歳年上の人でしたが、1回教えたら覚えろというスタンスでした。教えるのが面倒だったのでしょうね。ですから、教えてもらった翌日に忘れたので聞きにいくと、よく怒鳴られました。思いっきり、お尻を蹴られたこともありました。



高校時代のアルバイトではありますが、このような上司にはならないようにしようと思いました…。その後も広告代理店や量販店に就職して、様々な上司の元で働きましたが、しっかりと社会人としてのマナーや仕事の哲学などを教えてくれた人はいませんでした。

仕方ないので、自分で勉強したというのが本当のところです。



日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者である「ひろゆき」さんは、最初の上司で会社員人生の9割が決まってしまうということを言っています。ある証券会社が「会社員として出世していくにはどんな条件が必要か?」という調査を実施しました。それによると…、個人の資質はあまり影響しなかったということです。



たとえば、体育会系出身だから真面目であるとか、実家が貧乏だからハングリー精神があるということはなく、最初の上司が誰だったのかということが大きな影響を及ぼしていたそうです。つまり、資質よりも環境です。



仮に最初の上司が優秀な人だったとすれば、その人のやり方によって、社会人の基礎を身につけることになります。すべてを身につけることはできなくても、仕事に対する姿勢や結果を学ぶことになります。その後、異動になり上司に変わったとしても、最初の上司と比べてこの人はどうなんだろう、という視点で比べます。



仮に、2人目以降の上司が無能だったとしても、1人目の上司と比べながら「こうならないようにしよう」「このままじゃダメだ」というように、軌道修正しながら仕事ができます。

ところが、1人目の上司が無能だとします。適当に仕事しても大丈夫だということを学ぶと、2人目以降にいい上司が付いたとしても、。あまり耳を貸さなくなってしまったり、アドバイスを聞き流したりしてしまうそうです。



つまり、1人目に教えられることのインパクトを超えたり、一度常識だと思ったことを覆したりすることは脳の構造から大変に難しいことなのです。ですが、部下は上司を選ぶことはできません。ここが頭の痛いところです。完全に運です。ですから、上司は部下の人生を左右する大事な人だという自覚を持ってほしいということです。




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