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営業の成約率を引き上げる10の鉄則

執筆者の写真: 社長の大学★長谷川博之社長の大学★長谷川博之

ビジネスシーンでの営業活動において、顧客ごとに異なるニーズや価値観に合わせてアプローチを工夫することが、成約率向上のカギです。

そこで今日は、具体的な成功事例や顧客心理を踏まえた「ターゲット別訴求ポイント」をごわかりやすく解説します。この法則を実践することで、営業スキルが一段と向上するでしょう。



1.新規のお客様には礼儀を売る

新規顧客に対しては、礼儀や信頼関係の構築が最も大切です。

ある食品商社では、訪問する営業マンが必ず手土産を持参し、感謝の言葉を丁寧に述べることで、成約率が通常の倍に上がったという事例があります。



2.常連のお客様には熱意を売る

常連顧客には商品への愛着を見せることで、「この人から買いたい」と思わせることができます。ある機械メーカーの営業マンは、新商品の開発段階から顧客に意見をもらい、反映させたことで、大口契約を獲得しました。常連客が求めるのは「貢献を感じること」。彼らをビジネスパートナーとして扱いましょう。



3.男性のお客様には機能を売る

男性顧客は商品やサービスの具体的な機能や効率性に関心を持つ傾向があります。

たとえば、IT製品の営業で「20%のパフォーマンス向上」というデータを示すと、購入意欲が高まるケースが多いのです。具体的な数値や実績を交えて説明し、納得感を与えることがポイントです。



4.女性のお客様には共感を売る

女性顧客にとって、共感や理解が購買決定に大きな影響を与えます。

ある美容製品の営業では、営業担当者が「私も同じような悩みがありました」と共感を示したところ、顧客の信頼が増し、成約に結びつきました。顧客が「自分のことを理解してくれている」と感じられるような言葉を意識的に使いましょう。



5.急ぎのお客様には効率を

売る時間が限られている顧客には、迅速な解決策を提供することが鍵です。

たとえば、ITサポートサービスでは「24時間以内の対応」を約束し、急いでいる顧客のニーズに応えることで、リピート率が向上しました。



6.ゆっくりのお客様には忍耐を売る

じっくりと考える顧客には、十分な説明をして、納得するまで待つことが重要です。

ある投資商品の営業マンは、顧客が質問をすべて解消するまで時間をかけて説明した結果、信頼関係が深まり、契約成立につながりました。焦らずに、顧客が安心して決断できるようサポートを提供しましょう。



7.お金持ちのお客様には尊厳を売る

富裕層の顧客には「特別感」や「高級感」を提供することで、心を動かすことができます。高級不動産会社の営業が顧客に「限定ツアー」を提案し、特別感を演出したところ、成約率が大幅に上がりました。富裕層顧客には、「選ばれる価値」を感じてもらうアプローチが重要です。



8.お金の無いお客様にはお得さを売る

価格重視の顧客には、割引や長期的なお得感を強調することで購買意欲が向上します。

ある家電販売店では、「購入後5年間の無料サポート」を訴求することで、価格を理由に躊躇していた顧客を取り込みました。長期的な視点からのメリットを伝え、顧客の負担感を軽減しましょう。



9.用心深いお客様には安心安全を売る

リスクに敏感な顧客には、商品の信頼性やサポート体制を強調します。サポートの充実や安全性の確保が、顧客の不安を和らげます。



10.厳格なお客様に事実を売る

論理的な顧客には、データや客観的な証拠を提示することが欠かせません。

医療機器メーカーの営業が、製品の効果を証明する試験データを提示したところ、厳格な顧客も納得し、契約に至りました。事実に基づいた説明が、彼らの信頼を得るための決め手です。



このように、10タイプの顧客への訴求ポイントを紹介しましたが、これを意識して顧客タイプを分別してください。




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