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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

営業の闇を暴く!営業の倫理を問う



先日、会社からLINEにメッセージが…。

「株式会社〇〇から連絡が行くと思います。急用だそうです」と。この直後、株式会社○○から電話がかかってきた。この一本の電話が、この記事を執筆するきっかけになった。そこで今日は、営業活動の倫理についてわかりやすく解説する。



急用と言われれば、ほとんどの人が電話を繋いだ方がいいという判断をするだろう。

真偽の程はともかく、もしもということがあるからだ。冒頭紹介した電話はこのような会話だった。



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相手「株式会社〇〇の□□と言いますが、すでに△△(商品名)を使っているかと思います

   が、××の件でお電話差し上げました」

私  「△△は使っていませんが」

相手「(驚いた感じで)えっ、そうなんですね」

私  「もう何年も使ってませんよ」

相手「では、◇◇は使っていますよね!」

私  「残念ながら、◇◇も使っていません」

相手「本当ですか?」

私  「うちの会社、ペーパーレスなんで△△も◇◇も必要ないんです」

相手「あっ、そうなんですね」

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相手はあっさりと引き下がった。



電話でこのような会話をしたが、これが「急用」の正体だ。

この営業マンにとっては目標達成のための急用かもしれないが、私にとってはまったく興味のないどうでもいい話だ。というか…

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それ以前に「嘘」をついて、私の携帯番号を聞き出したことに腹が立った。

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弊社では、営業コンサルティングや営業代行を行っているので、テレアポやテレマーケティング系の電話は、私に繋ぐようにしている。どのような商品を販売している会社が、どのようなトークスクリプトで、どのようなアポイントを取ろうとしているのか、情報収集の一環だ。しかし、ここまでひどいのは珍しい。



以前も本誌で紹介しましたが、電話を私に繋げようと「コンサルティングをお願いしたいんです」と言ってきた会社があった。コンサルティングを頼むような含みを持たせておいて、自社サービスの提案をしてきたので頭にきた。コンサルティングを頼みたいなんていうのは、まるっきり嘘だったのだ。今回の電話は、それ以来のひどいテレマーケティングだった。



気持ちはわからないわけではないが、嘘をついた時点ですでにビジネスを逸脱している。

世の中には、悪徳ビジネスと言われるものがあり、嘘をつく輩もいる。しかし、相手の怒りを買うのがオチだ。



このほかにも、高齢者狙いの飛び込み営業は要注意だ。

最初はまったく商品を売り込まず、高齢者の話を傾聴する。高齢者は、自分の話を聴いてくれるので、いい人だと思い込んでしまう。このようなことを2~3回することによって高齢者は、すっかりこの営業マンのことを信用してしまう。そして最後は、高額商品を売りつけるという手口だ。今でも、このような手口で営業をしている人がいるから困ったものだ。



マーケティングやセールスは正しく使えば、顧客を最大限喜ばせることができるが、悪用すれば詐欺まがいの行為となってしまう。これが、マーケティングやセールスの怖いところだ。いわゆるデメリットだが、使う人の倫理観が問われるということだ。




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