「量より質」という人もいれば、「質より量」という人もいます。
実力を高めるのはどちらがいいのでしょうか。実力を高められれば、あなたの評価は高まります。そこで今日は、圧倒的にあなたの評価を高める方法ついてわかりやすく解説します。
これに関しては様々な人が見解を発表していいますが、私は量をこなさなければ質は高まらないと実感しています。ですから、「質より量」でありながら、「量より質」でもあります。
わかりやすくいえば、あなたがギターを始めたとします。
最初は何も弾けませんので、YouTubeや教材を見ながら練習します。とにかくビギナーは練習量をこなさない限り、スキルやテクニックを身につけることはできません。これは間違いのない真実です。ただし、同じ曲やフレーズをマスターするにしても、1週間でマスターする人もいれば、1ヶ月かかる人もいます。これには個人差があります。
人よりも抜群に早くマスターできる人は、それなりに工夫をしています。
我武者羅に練習しているわけではありません…。量の話になると、何も考えずにひたすら練習している光景が浮かぶ人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。何十回、何百回練習してもできなければ、どうしたらできるようになるのかを考えます。これが「質」に繋がります。
このように、練習量をこなせば、必然的に質も高まっていきます。
しかし、最初から質を高めようとしても最低限のテクニックをマスターしていませんから無理です。質を高めるにはスキルやテクニックが必要だからです。そんな折、量の持つパワーを再認識しました。
妻はクロスワードパズルの月刊誌「クロスワードパクロス」という雑誌を定期購読しています。この本には「編集放浪記」という編集長・石倉剛さんのコーナーがあります。「あなた、これ凄いよ!」と、わざわざ読んでくれました。その話を紹介します。これができれば、あなたの評価は絶対に急上昇します。そして、揺るぎない地位を獲得できます。世の中に絶対はありませんが、絶対にそうなります。
石倉さんは、何度も重版がかかる書籍の編集をやっているある有名編集者と会いました。
この編集者は編集だけでなく、有料オンラインサロンや実店舗ビジネスなども手がけており、マルチな才能を発揮しています。この編集者は、仕事のスタンスが驚異的です。
何かをやるときは、狂ったように異常な量をこなすのだそうです。
たとえば、会社の企画会議などでは、ほとんどの人は2~5案くらいしか考えてきませんが、その編集者は200案くらい考えてから企画会議に臨むそうです。
ほかにもあります。日々の業務日報も、通常の人が800字くらいで済ませるところを、80,000字書いたりすることもあるそうです。このように、狂ったような異常な量の基準値を持っている人なのです。さらにすごいのは、これをスピード感を出してやり切ることに魂をかけていることです。
ほかの人と比較して、これだけ努力量が突き抜けていると、大きな仕事やチャンスが優先して回ってくるそうです。この有名編集者曰く、何か1つでもいいので、思いっきり飛び抜けた量をやると、その後に良い状況がついてくると語っています。自分の部下が200案も企画を持ってきたり、80,000字の業務日報を書いたら、いやでも印象に残ります。
そして、その努力を評価してあげたくなるのが人間です。
ここまでやれば、絶対に評価は急上昇します。しかし、99%の人はやりません。もったいない話です。実は、質を評価するのは大変に難しいことです。一方、量の評価は数値化が容易なので誰でもが理解することができます。
もしかして量の持つパワーというのは数値化なのかもしれません。
この編集者の話を聞いて、改めて量の凄さを再認識しました。
●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。
●YouTube「商いは門門チャンネル」の登録はこちら。
●社長の大学LINE公式アカウント! 経営に関する質問ができます! フォローはこちら!
Comments