コロナ禍の中、気分が優れないという人、不安でしょうがないという人も
多いことでしょう。
その背景には、仲のいい友達と自由にコミュニケーションが取れない、
経営者や会社員は経済の先行きが不透明、はたまた社会環境の激しい変化に
ついていけないといういう人もいます。
このような時代をどう生き抜いたらいいのか、頭を悩ましている人も多いでしょう。
そこで今日は、不安な気持ちや場の雰囲気を一瞬で変える方法ついて わかりやすく解説します。
人間は悪いことを考え始めるとキリがありません。
まだ、起こりもしない最悪のことを考えてしまうことがあります。
負の連鎖というか、ネガティブのオンパレードになってしまいます。
ところが一部の人は、どんなに苦しい状況にあっても、
ポジティブに考えられる人がいます。
そういう人を見ると羨ましいと思ってしまいます。
先日、日本講演新聞に「振り子理論」の話が掲載されていました。
振り子理論とは、振り子が右にふれるとプラス、左に振れるとマイナス、
振れずに止まっていればそこがプラスマイナスゼロです。
人生は良いことも悪いこともあります。
つまり、マイナスばかりが続くことはなく、いずれプラスに転じます。
そして、振れ幅が大きければ大きいほど、劇的な変化となります。
どん底からの逆転人生です!
経営者の話をうかがうと苦労してことが多い人ほど、多くの成功や幸せを
手に入れています。
チームスポーツでは、「ムードメーカー」と呼ばれる人の存在が欠かせません。
ムードメーカーとは、その場にいるだけで、その場の空気や雰囲気を
好転させることができる力を持っている人のことを言います。
スポーツにおいては選手としての実力とは別の能力で、技術で貢献する能力がなくても、
戦力的なプラスを与えてくれる存在です。
企業では会議などで、業績が芳しくない時、気まずい雰囲気になる時があります。
そんな時、場の空気や雰囲気を変えることができる人の存在は重要です。
業績が悪い時はとかく、犯人探しや原因探しに終始することになります。
人のせいにしたり、暴言を吐いたり、愚痴をこぼしたり、言い訳を続けるような
意味のない会議が続きます。
その結果、会議は大変ネガティブになります。
どう考えても、このような場面ではストレスで萎縮してしまい、
いいアイデアは出てきません。
そこで重要なのは、ムードメーカーです。
会議をポジティブな空気に変えるのです。
ムードメーカーは、生まれつきの性格も大きいのでしょうが、
後天的な努力もあると思います。
ごく普通の人が、「ポジティブになろう!」と思ったところで、
性格は都合のいいように変わりません。
ですが、ネガティブな空気を一瞬で変える魔法の考え方があります。
どんなに最悪な状況でも、すべてが悪いことばかりではりません。
必ず良いこともあります。
ここに目を向けるのが得策です。
なぜ悪い状況になるのかといえば、必ず原因があります。
そして、その原因を解消するために行動していれば前進していることも必ずあります。
ただ、成果が出ていないだけです。
その結果、悪い状況がまったく改善されていないように見えます。
ですが、水面下では着実に良いことが積み重なっています。
ここに目をつけることでしか、場の空気や雰囲気を変える方法はありません。
というか、たったそれだけで、ネガティブをポジティブに変えることができるのです。
シェイクスピアの「マクベス」の幕切れに出てくる有名な台詞があります。
「明けない夜はない」。
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