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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

売上を左右する「見えない壁」の正体?


「運も実力のうち」。ビジネスの世界ではよく聞く言葉ですが 「今日はツイてなかった…」 「うまくいかないのは周りのせいだ…」、そう思った経験はありませんか?

実は、この「無意識の思い込み」こそが、あなたのビジネスの成功を大きく左右する、 目に見えない巨大な壁となっている可能性があります。そこで今日は、無意識の思い込みについてわかりやすく解説します。



最新刊『あっという間に人は死ぬから』が話題のデータサイエンティスト、サトマイこと佐藤舞さんは、 YouTubeチャンネルでこの「無意識の思い込み」について解説しています。たとえば、商談のアポイントが急にキャンセルになったとします。あなたなら、どう思いますか?



「今日はツイてなかった」と諦めるのか、 「事前にキャンセルを見越して調整すべきだった」と反省するのか、 「非常識だ!」と怒りを感じるのか。同じ出来事に対しても、私たちの反応は実に様々です。 そして、その後の行動や結果を大きく左右するのも、 実はこの「無意識の思い込み」による感情のフィルターなのです。



ビジネス、特に営業活動においては、 お客様の発言一つひとつに対するあなたの捉え方が、 その後の関係構築、そして成約率にまで大きな影響を与えます。しかし、多くの企業が導入しているKPIマネジメントは、 この「無意識の思い込み」という要素を考慮に入れていません。



表面的な数字だけにとらわれず、 社員一人ひとりの内面に眠る「無意識の思い込み」=「認知の歪み」に目を向けることが、 真の成長、そして成果に繋がります。



コンビニのフランチャイズ経営を例に考えてみましょう。

まったく同じ条件下でも、店舗によって売上に大きな差が出ることがあります。 これは、そこで働く人々の「無意識の思い込み」、 つまり「お客様はどんなサービスを求めているか」「この店をどう成長させたいか」 という意識の違いが、結果に如実に表れていると言えるでしょう。



では、この「無意識の思い込み」を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?

サトマイさんによると 「無意識の思い込み」を改善する効果的なトレーニングが存在し、 その効果はデータで証明されているそうです。あなたのビジネスを成功に導くには、 目に見える数字だけでなく、 目に見えない「無意識の思い込み」にも目を向けることが重要です。



この「無意識の思い込み」を活用するためには、まず自己認識を高めることが重要です。

日々の仕事の中で、自分の反応や思考パターンを客観的に観察する習慣をつけましょう。

特に、ストレスが高い状況や重要な意思決定を行う場面では、自分の「思い込み」がどのように作用しているかを意識的に確認することが有効です。



次に、チーム全体の「思い込み」にも注目しましょう。

会議やブレインストーミングセッションで、メンバーの発言や反応を観察し、共通する「思い込み」がないかを探ります。これにより、組織全体の思考の傾向や潜在的な問題点を把握することができます。



さらに、ポジティブな「思い込み」を意図的に育てることも重要です。

たとえば、「困難は成長の機会である」「失敗は学びの宝庫だ」といった建設的な思考パターンを、日々の業務の中で意識的に取り入れていきます。これにより、チーム全体のレジリエンスと問題解決能力が向上する可能性があります。



「無意識の思い込み」は、私たちのビジネス活動に大きな影響を与える隠れた要因です。

これを適切に管理し、活用することで、個人とチームのパフォーマンスを大きく向上させる可能性があります。ぜひ、この概念を自社の経営戦略に取り入れ、新たな成長の機会を創出してください。




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