営業計画や営業戦略を立案している中小企業は驚くほど少ないのが現実です。
そのほとんどが、営業の課題やテーマを戦略と勘違いしているからです。そこで今日は、営業戦略と営業計画についてわかりやすく解説します。
営業戦略とは何でしょうか?
小学生にもわかるように表現すると「いつ」「誰に」「何を」「いくらで」「どのような方法で」販売するのかが戦略です。また、戦略という言葉とセットで言われるのが「戦術」です。戦術とは、戦略を実現するための具体的な「営業ツール」「商談のスクリプト」などのことです。何となく難しい意味合いの言葉ですが、言われてみればものすごくシンプルです。
この営業戦略や営業戦術がないままに営業活動を行っていると、どのようなことが起こるのでしょうか?まず、ものすごく営業効率が悪くなります。行き当たりばったりで営業することになりますから、リソースを集中投下することができません。今日はA商品を提案し、明日はB商品を提案し、明後日はC商品を提案したり、今日はA地域、明日はB地域、明後日はC地域のように、てんでバラバラに日替りで営業するようなものです。
このように、その日暮らしのような営業スタイルになってしまいます。
これでは、効率も効果も望めません。営業マンたちが、疲弊して終わることが予想されます。ところが営業戦略を立案すると、営業活動がパターン化されるので、精度も高くなり受注が増えます。まずは、「いつ」「誰に」「何を」「いくらで」「どのような方法で」販売するのかを練ってください。
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