時給123円で1日12時間文句も言わずに働きます
- 社長の大学★長谷川博之
- 2022年10月18日
- 読了時間: 3分

最近、飲食店で「配膳ロボット」の導入が進んでいます。 これは、コロナ禍で非接触型コミュニケーションが求められたことと、飲食業界の人材不足が背景にあります。そこで今日は、配膳ロボットのコストについてわかりやすく解説します。
配膳ロボットとは、従来、人間が運んでいた料理を運んだり、食べ終わった食器などを回収します。大変事務的な印象を受けますが、慣れてしまえば違和感もなくなります。現在、このような配膳ロボットを提供しているのは中国メーカーをはじめ、多種多様な企業が参入しています。店内のBGMを提供する「USEN」も飲食店を中心に配膳ロボットを提供しています。
配膳ロボットの導入は賛否両論あります。「ロボットが人間の仕事を奪う」といった声をはじめSNS上でも様々な意見が飛び交っています。その一方で、配膳ロボット推進派は、「配膳ロボットが人に置き換わるのではなく、人の良さを全面的に出せるようにすること」だという言い分もあります。これは、スタッフが顧客への対応を行うサポートをするという意味合いです。
そして、気になる配膳ロボットの効果ですが、導入先店舗によって細かなオペレーションが異なるため一括りで答えるのは難しいとしたうえで、実際に導入した飲食店からは、「概ね好評」だということです。導入理由は、人手不足ではないがスタッフの業務負荷を減らすために導入したとの声が多いということです。
先程紹介したUSENの配膳ロボットの公式サイトには、「配線ロボットの時給は約123円!」という一文が掲載されています。これがSNS上で話題となりました。USENは、「猫型ロボットBellaBot(ベラボット)」など3機種を展開しており、大型ディプレイ付きの機種「KettyBot(ケティボット)」を5年リースする場合、保守サポート費込みで月額利用料4万4300円となり、1日12時間営業で30日間稼働させると「時給約123円」の計算になります。
Twitter上では、「これめっちゃ子供が喜んでた」「何度かお世話になった」と配膳ロボットに感謝するのほか、「結構バグる」「遅い」といった不満の声も上がっています。
配膳ロボットの導入数は、2022年3月後半から急増し、その理由としては、緊急事態宣言が3月21日に解除されて飲食店を利用する顧客が戻りつつあるのが一点と、コロナ禍での飲食業界の人手不足に対応するためではないかと分析できます。
また、「結構バグる」という不満の声には、「日本全国に拠点があるため、お困りのときはすぐに対応出来るようにしています。ロボットを導入する際に、USENはしっかりとしたサポートを行っています」ということです。「遅い」という声には、配膳ロボットの速度は変えられるそうですが、店によっては安全性を考慮してスピードをコントロールしている場合もあるとのことです。
今後の配膳ロボットの見通しは、今後AIを中心とした機能拡張が行われて、飲食店以外でも利用用途が広がることが予想されます。とにかく人材不足を解消するためには、AIとロボットが鍵になるでしょう。さらに、その先には「無人化」もあります。
いずれにせよ、人間と同じように働くことは不可能ですが、感情を持たないために「機嫌の良し悪し」や「体調の良し悪し」はありません。心配することも、ストレスがたまることもありません。このことについてはあまり論じられることはありませんが、私はこれがロボットの最大の強みかもしれないと思っています。
それにしても、時給123円は驚きです。 これからもっと低価格のロボットが登場するでしょうから、益々時給は安くなりますね。
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