私は子どもの頃、まったく本を読みませんでした。 ところが、一変して本を読むようになったのは18歳の時です。 きっかけは、竹村健一さんの「大逆転の法則―ピンチに強い竹村式発想術」 という著書を読んでからです。
そこで今日は、本を読むのが好きな人、嫌いな人をわかりやすく解説します。
18歳で本の面白さを知った私は、 24歳の時一年間で300冊ほどの本を読むほどになりました。 哲学、科学、マーケティング、セールス、商品開発、文化人類学などの本を 読みあさりました。
これが私の人生の礎になっています。 そして、本を読むのが好きな人と嫌いな人がいることを知りました。
その後、付き合いのある人に、本を読むのか読まないかを尋ねるようになりました。 その結果、わかったことは、本を読まない、嫌いだという人は 「1ページ読むだけで眠くなる…」 「そもそも文字を読むのが苦手だ…」 という人がいることがわかりました。
きっと本だけでなく、新聞や雑誌も読まないのでしょう。
本を読むにはお金もかかりますし、時間も必要です。
また、ビジネス本に書いてあることは過去の話です。
最新刊でも執筆時と発売時のタイムラグがあるためタイムリーではありません。
そういった意味では、本を読まないという選択肢もあります。
今はネットもありますし、困りごとや調べたいことがあれば検索すれば、
ほとんどのことはわかります。 このような人も多いと思います。 ただし、本を読むのとは違い、非常に事務的な作業になります。
さて、本を読まない人にその理由を聞くと
「時間がない」「面倒だ」「面白くない」などですが、 「読みたいとは思う」「読まなきゃいけないとは思う」という前置きがあります。
特に経営者は…。
中には、プライベートな時間を、読書に使いたくないという人もいます。 会社に出勤して仕事をしている限り、本を読んでいるわけにはいきませんから、 やはり読書はプライベートで読むしかありません。
電車通勤ならば、行き帰りの電車で読むことも可能ですが、
地方では圧倒的に自動車通勤が多いので本を読むのは無理です。
いずれにせよ、会社から社員に読書を強制することはできません。
ただし、会社によっては課題図書を選出して社員に読んでもらい、
それぞれが感想や意見を発表し合っている企業もあります。
社員研修の一環です。
社員の中には嫌々読んでいる人も多いと思いますが、
小学校の読書感想文のようなものです。
このように、読書についてリサーチすると、
世間では本を読んだ方が良いというのが常識のようです。
では、本を読んでいる人と読んでない人では何が違うのでしょうか?
本を読んでいる人は、いろいろな知識を持っています。
「へぇ~」と思うような情報や知識をもたらしてくれることもあります。
そして、読書の醍醐味は「追体験」です。
追体験とは、著者の体験を本を通して辿ることによって、
自分の体験としてとらえることを言います。
人生はありとあらゆる経験をすることは不可能です。
ですから、本を読むことで実際の人生では味わえないことを疑似体験するというわけです。
さて、ビジネスに於いて本を読むべきか、読まないべきかは、
私の結論はどちらでもいいと思っています。
というのも、ビジネスの目的や会社が社員に求めるものは成果であり、
本を読むことではありません。
もちろん、成果を出すために本を読まなければいけないこともあるでしょう。
その時は読むべきです。読まないのは怠慢です。
参考までに、本の購入金額と年収は比例するというデータは数多くあります。
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