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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

気が利く人と利かない人の違いは何だろう?

「〇〇さん、気が利くよねぇ~」。

年に数回は、このようなことを言うことがあります。

気が利くとは、「細かいところにまで注意が及ぶ」「しゃれている。粋である」という意味です。



あなたの周りにも、気が利くと言われている人がいると思います。

どのような人でしょうか?



ネットで検索すると「気が利く人に共通する7つの特徴」という記事がありました。



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①挨拶・感謝・お礼を大切にする。

②場を読み、全体を見渡す。

③人が嫌がりそうなことを率先してやる。

④思い込みで行動しない。

⑤「お先にどうぞ」。人に譲れる。

⑥「気配り」を相手に気付かせない。

⑦「あえて何もせず、見守る」ができる。

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簡単なようですが、なかなかできるものではありません。

特に、⑥と⑦は難しいと思います。



欲深い人や我欲が強い人は見返りを求めます。

「〜してあげた」「〜したのに」と心のどこかで思っています。

ところが、気が利く人は自分が行った気配りに対して、見返りを求めません。

相手が喜びが自分の喜びとなるので、見返りなどなくても充分に満足しています。

それに加えて、相手にそれを感じさせません。



このような人っていますよね。

気付かれては、相手に気を遣わせると考えるのです。



また、「あえて何もしない」とか「見守る」も、大変難しい行為です。

我欲が強い人や気が利かない人は、ついつい手を貸してしまいます。

手を貸すことで、自分の功績や名声を意識したり、プライドを守ろうとします。



ところが、気が利く人は、相手にとっていい結果が出るように、相手の功績になるようにあえて何もしないことがあります。

ただし、いつでも手助けができる位置から見守っているのです。

このように気が利く人の特徴はいくつもありますが、どれかひとつでも意識的にやることで、あなたも気が利く人になれると思います。



このほかにも、感謝ひとつとっても気が利く人は一味違います。

感謝の言葉で一番ポピュラーなものは、「ありがとう」です。人から何か親切にされれば、誰しもが「ありがとう」と伝えるでしょう。

ですが、ありがとうの伝え方にも、気が利くレベルと気が利かないレベルがあります。 



たとえば、あなたは同僚のAさんから仕事を手伝ってもらっとします。

一番簡単な感謝はAさんに「ありがとう」と伝えることです。

少し気が利く人ならば、「仕事を手伝ってくれて、ありがとう!」と、どのような行動に対して感謝しているのかを具体的に伝えるでしょう。



さらに気が利く人ならば、「仕事を手伝ってくれて、ありがとう!お陰様で助かったよ。」と、一言付け加えるでしょう。

もっと気が利く人ならば、「Aさん、仕事を手伝ってくれて、ありがとう!お陰様で助かったよ。」と名前も言うでしょう。



これらは、すべて同じ意味のことをAさんに伝えていますが、受け取る印象はまるで違います。

わずか2~3秒の違いですが、雲泥の差なのです。



このような気が利くと言われていることを、すべての人に、常時伝えていれば、人生が変わることは確かです。

人生を変えるには大きなことをやる必要はありません。

小さなことの積み重ねで、十分人生を変えることができるのです。



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