「フリーミアム」という言葉が登場して久しいが、ビジネスの世界にすっかり定着しました。フリーミアムとは、2009年に出版された「フリー<無料>からお金を生み出す新戦略」中で取り扱われて、大変話題となりました。
基本料金は無料で、お金払うことでサービスの継続利用や追加機能が利用できる形態のビジネスモデルを指します。
こそで今日は、無料からお金を生む出す戦略をわかりやすく解説します。
フリーミアムは、インターネットやデジタルと非常に相性がよく、オンラインサイトでは95%の無料ユーザーを5%の有料ユーザーが支えている言われています。 なぜ、このようなことが可能になるのかといえば、デジタル製品やデジタルコンテンツは、実体のあるモノ作りとは違います。 原材料を仕入れて、設備を使って加工することもありません。 つまり、コストがゼロに近いため、ユーザーに無料でサービスを提供することが可能なのです。いわば、インターネットとデジタル特有のビジネスモデルです。
フリーミアムの代表的なサービスは、ビジネスチャットツールでは「ChatWork(チャットワーク)」「Slack(スラック)」、名刺管理ツールでは「Eight(エイト)」オンラインストレージサービスでは「GoogleDrive(グーグルドライブ)」などです。 いずれも、機能を拡張すると有料になります。 このようなフリームアムの動きは、様々な業界や分野に広がりました。たとえば、健康食品では「1週間分のサンプル無料進呈」、フィットネスクラブでは「無料体験」、士業では「30分間無料相談」などです。
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