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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

目標を達成できない2つの理由


2023年も4ヶ月が過ぎ去ろうとしているが、この時期になると元旦に立てた目標のことを忘れている人が8割以上。リセットしてもいいが、忘れるには忘れる原因がある。では、どうしたら目標を意識して、達成できるようになるのか。そこで今日は、目標達成できない2つの理由をわかりやすく解説する。

私の2023年の目標は、総理大臣になること!本気でこれを目標にしたとするなら、100%実現は不可能だ。なぜならば、私は政界に知り合いがいないし、知名度もまったくない。そもそも、総理大臣になるには政治家であることが条件だ。政治家でない私には無理。



では、10年後ならばどうだろうか?

年齢のことはさておき、少なくとも今年中の目標より確率は高くなるが、それでも難しいことに変わりはない…。ということで、総理大臣になるという目標は現実的でないことがわかる。



かつて弊社のクライアントで、異常に高い目標設定をしていた企業があった。

もちろん、目標が高すぎてまったく達成できなかった…。結果、目標があってもなくても関係ないという、何とも悲しい結果になった。



そもそも、目標が高すぎると気持ちが乗らない。

自分で立てておきなながら、どこかで「どうせ無理」という意識が働くから本気で取り組むこともない。これが現実だ。つまり、私たちは目標の設定を誤っていることが多々あるということだ。



ここ数ヶ月、目標達成に関わる書籍や教材をいくつか購入した。

そこで問題になるのは、どうやって目標を達成するのかという考え方やスキルも大事だが、目標の立て方だ。冒頭の私のように、目標の立て方を間違ってしまうと、いきなり挫折するこは間違いない。そして、単なる大ボラ吹きになる…。



目標達成率が20%の人と、80%の人がいたとすれば、4倍の差ができる。

もし、同じ時間を使っていたとすれば、時間の価値が4倍違うということだ。つまり、4倍も成長スピードに差が出るということになる。



目標達成できない人の特徴は、大きく分けて2つある。 1つは「目標の立て方が間違っている」。もう1つは「忘れる」ということだ。ひとつずつ説明する。



目標の立て方だが、これを学んだという人はまずいない。 ということは、適当に、つまり、自分の感覚やノリで目標設定をしているということにほかならない。たとえば、「2023年は業績拡大」のような抽象的な目標では、ゴールが定かではない。売上や利益がいくらになったら業績拡大と言えるのか?さらには、いつまでにやるのか?



そして、もう1つが目標が高すぎるということだ。

高すぎる目標は、脳が本気を出さない。ドーパミンやノルアドレナリンなどの記憶力や集中力を高める脳内物質が分泌しないから、気力、意欲、モチベーションが高まらない。つまり、脳のパフォーマンスが最大化しないということだ。



次は、目標を忘れるということだが、これはよくあるケース。

営業マンの8割は目標を即答できないという現実がある。悲しいかなこれが現実だ。正しい目標を立てたら、次にやることは明文化することだ。明文化とは、目標を具体的に紙に書く!そして、日々確認できるように、目につくところに貼って置く。



できれれば、毎日読み上げる。

これだけで、目標達成する可能性は雲泥の差である。たとえば、「2023年は売上30億円、コスト削減額2000万円」のように、誰でもが理解できるようにする。そして、目標を実現するためには、どのような行動をしたらいいのかアクションプランを立てる。



これだけだ。これだけで、個人的な目標も企業の目標も達成できる確率が数倍高くなる。

そして、定期的に途中経過も明文化して行く。これで鬼に金棒だ。




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