昨年の暮れ、テレピでゴルフの全英女子オープンを制した「渋野日向子さん」のインタビューを見る機会がありました。
日本勢では男女を通じて42年ぶりのメジャー優勝ということで、日本中が歓喜に包まれました。
そして、渋野さんを有名にしたのが「スマイルシンデレラ」です。
パットを打つシーン意外は、いつも笑顔の渋野選手がテレビに写っていたといっても過言ではなりません。
笑顔のシーンばかり編集したということもあるのでしょうが、それにしても笑顔の絶えない人だという印象です。
その渋野選手が、「最近、笑顔が少ない」と言われているそうで、「私も人間ですから…」と答えていたのが印象的でした。
全英オープンで優勝してから、全世界から注目されたという気疲れもあるでしょうし、その後、国内の試合では優勝争いに絡んでもなかなか優勝できなかったというプレッシャーもあったでしょう。
通常の神経では、笑顔も少なくなります…。
さて、私も最近笑顔が少ないと感じています。
疲れが蓄積されているということもあるのでしょう。
過度なストレスで無意識のうちに笑顔がなくなっているのかもしれません。
本当のところはわかりませんが、自分では笑顔が少なくなったと感じています。
これではいけないと思い、意識して笑顔をつくろうとしていますが…。
昔からのことわざで、「笑う門には福来る」というものがあります。
意味は、「いつも笑いが絶えない家庭には、幸運が訪れるということ」「いつも笑いが絶えない人には、幸運が訪れるということ」で使われます。
元々は、家庭に対して使われたことわざのようです。
この「笑う門には福来る」ということわざは、脳の仕組みや役割など理に適っているそうです。
では、笑うことと、脳にどのような関係があるのでしょうか。
ある人は「人間の心の中をそのまま表しているのが、人間の顔だ」と言っています。
顔は、その人のこれまでの人生、ライフスタイル、健康状態をなどを表しています。
スーザン・ターゲルの著書「自分の壁を破るいちばん簡単な方法」には、このようなことが紹介されています。
微笑む気分でない時でも無理して微笑んだり、笑顔をつくると、脳の中の肯定的な感情をつくる部分が反応して活性化されます。
ですから、幸せだから笑顔になるのではなく、その逆もまた真なりなのです。
落ち込んだ時に元気を出したい、毎日をもっと楽しくしたいなら、ともかくもっと微笑んだり、笑顔をつくるといいのです。
そのために環境を整えるのもおすすめです。
コントを見たり、ユーモアのある小説を読んだり、楽しいドラマを見たり、はたまた一緒にいると笑いが絶えない友達をつくるというのもありです。
幸せを実感したいなら、もっともっと微笑んだり、笑顔をつくることが大切です。
そうすることで、頬の筋肉や目元の筋肉が鍛えられます。
普段、笑顔が少ない人は顔の筋肉を使っていないのですぐに疲れます。
それでも、意識してやってみましょう。
あなたの笑顔が増えれば、周りの人の笑顔も増えるはずです。
あるデータによると、自分のことを幸せではないと思っている人は、1日に笑顔の回数が5回にも満たないと言われています。
一方、小さな子どもは、1日に400回以上笑うといわれています。
子どもたちの笑顔や笑い声は、それだけで活気に満ちています。
希望を感じさせてくれます。
子どもを見習って、無邪気に微笑んでみましょう!
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