人は誰しも不幸になりたくて生まれてきた人はいません。 とは言うものの、なかなか幸せだと感じる場面に遭遇することもありません。 そこで今日は、幸福感を高める簡単な方法をわかりやすく解説します。
そもそも、幸せとは何でしょうか?
調べてみると、「運がよいこと。幸福。幸運。」「その人にとって望ましいこと。不満がないこと。幸福。幸い。」とあります。 また、ポジティブ心理学では、「well-being(ウェルビーイング)」と呼ばれ、持続的により良い状態になることを言います。 決して、夢に見るような花畑のような世界でありませんし、南の島で時間を忘れて過ごしていることでもありません。
また、大金持ちだとか、健康であるといったことでもありません…。
ポジティブ心理学の父と呼ばれるセリングマンによれば…、
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①喜び、感謝、安ぎ、希望、愛などポジティブな感情 を持つこと。
②没頭できる体験をすること。
③親密な人たちとの関係を大切にすること。
④人生に目的や意味を見出して行動すること。
⑤何かを達成したり、マスターすること。
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この5つが、幸せを感じる要素と言われています。
さらに、ヒューストン大学のラッド博士らの研究によれば、他人のために良いことをすると、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌量が増加することが明らかになりました。
気分が良くなってストレスが軽減され、不安が減ってうつが改善することがわかりました。
さらに、米国科学アカデミー紀要に発表された論文では、自発的な利他的な行為が、実際に肉体的な痛みを減らし、目的意識を向上させることもわかってきました。
ここでのポイントは、「他人のために良いことをする」「利他的な行為をする」ということです。
カリフォルニア大学のソニア・リュボミルスキー博士によれば、科学的に実証されたわずか2分で幸福感を高める方法があるそうです。
まずは、笑顔をつくったり、姿勢を良くすることです。
作り笑いでオッケーです。
顔の筋肉を動かしたり、姿勢を正したりするだけで幸福感が増すというエビデンスもあります。
また、「ボーッ」とすることも重要です。
生まれつき人間には、時々ボーッとする時間が必要なことがわかっています。
日々、時間に追われているとなかなかボーッとする時間を持てないかもしれませんが、機嫌が悪いと感じたり、周囲の人のことを意識できなくなったら、意図的にボーッとしましょう。
とにかく、一旦立ち止まることは、幸福感を取り戻すきっかけになります。
3つ目は、収入などに関わらず、ボランティアをする人は、しない人より幸せを感じやすいということがわかっています。 たとえば、「献血をする」「昔、お世話になった人にお礼のハガキを書く」「友達の悩みを聞いてあげる」「家族を笑わせる」など、他人のために時間を使ったり、他人のために労力を使うのです。
これを1週間で5回、6週間に渡ってやると、幸福感が高まるそうです。
私も経験がありますが、他人の役に経つことを自発的に行ったり、他人が困っていたら助けてやったりすると、清々しい気持ちになります。
その逆に、追い詰められて自分のことしか考えられなくなると、ストレスが溜まり負のスパイラルのはまります。
ビジネスは顧客の役に立つこと、顧客が幸せになることを行うわけですから、幸福感が高まるはずです。ですから、顧客からのフィードバックはことのほか重要です。要は、自社商品を使って
いただいたお客様の喜びの声を、フィードバックする仕組みを作れば、幸福感も高まるということです。
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