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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

組織の雰囲気とコミュニケーションの関係!

職場の雰囲気ががいい企業というのは、なんとなくわかります。 コンサルタントという商売をしているおかげで、今までたくさんの企業を訪問しました。 また、弊社は飛び込み営業を行っていますので、これも数多くの企業を訪れました。 その中で感じたことは、その企業に入った瞬間に、おおよそその会社の社風や文化がわかることです。 もちろん、その会社で働いている社員のみなさんは気づいていないと思います。 見ず知らずの第三者だから感じるのです。 企業の雰囲気というのは、大きくわけると3種類あります。

まずひとつめは、明るくて元気のいい企業です。 誰が来社しても、平等なコミュニケーションを行い、健全な雰囲気を醸し出しています。 その場にいる社員全員からこのようなオーラが出ています。 ふたつめは、明るくて元気のいい企業なのですが、残念ながらそのような振る舞いをするのが、来客の対応をしている社員のみの企業です。 ですから、対応をしている社員以外は知らんふりといった感じです。 とりあえず、一人だけでもいい対応をしてくれているので良しとしますが、お客様の立場からするとウェルカムといった受け取り方ではありません。 かなり事務的な印象です。 最後は「来社して申し訳ありません」と、謝りたくなる企業です。 これは滅多にありませが、見ず知らずの来客だと迷惑なの表情に現れる企業です。 私が経験した中で最悪だったのは、ある建築関係の企業です。 社屋は大変に綺麗なので、きっとにこやかに対応してくれることを期待していました。 「お世話になっております」と元気よくあいさつすると、2階から女性が降りてきました。その女性、相当疲れていたのか無表情で顔色も悪く、声も大変小さいのです。 「こちらを専務に渡してください」とニュースレターを手渡ししたのですが、特に返事もなく2階に戻っていきました。 最悪の印象です。 これは何かの間違いではないかと、翌月に再度訪問してみました。 またしても同じ女性が2階から降りてきました。 先月同様の対応です。2階から降りてくるのが大変なのか、相当迷惑そうな顔をしています。 さすがの私も、この企業にアプローチするのはやめようと思い、それ依頼訪問はしていません。 私の対応が悪かったのだろうかと冷静に考えてみましたが、思い当たる節が何もありません…。 営業コンサルタントとして、そして営業マンとして行動していますが、こんな経験は初めてです。 この企業の社内の雰囲気が心配になってきました。 さて、ビジネスコーチ株式会社が実施したビジネスパーソンの意識調査によると、「職場や組織全体の雰囲気」に問題があると答えた人は2人に1人(52%)と最も多く、次いで「部下のモチベーション」に問題があると答えた人が47%、「業績向上」に問題があると答えた人が43%となったそうです。 分析すると、「部下のモチベーション」に課題を感じている一方で、「部下のパフォーマンス」に課題があると答えた方は31%に留まっているそうです。 つまり、部下の能力には問題はないがコミュニケーション能力に問題があるということです。 これは、上司に問題があるのか部下に問題があるのか…。 より具体的には、「管理層とメンバーのコミュニケーションがうまくいかないこ」「個人事業主集団です」「コミュニケーション不足」「他部間とのコミュニケーション」「組織の一体感、次の成長ステップに行く為の共通意識化」「信頼関係、コミュニケーションスキル(上下間だけではなく、左右含め)」ということです。 このような話はよく聞きますが、組織全体の雰囲気も突き詰めるとコミュニケーションに問題があるからです。 これからの組織運営は、いかにしてコミュニケーションを健全かつ活発に行えるかが鍵です。 ●株式会社リンケージM.Iコンサルティングのオフィシャルメルマガの登録はこちら。  https://www.linkagemic.com/mailmagazine ●YouTube「商いは門門チャンネル」の登録はこちら。  https://www.youtube.com/channel/UCPtBCiFhkj1lkaurZsoz64g/?sub_confirmation=1


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