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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

経営者に絶対必要な3つの能力とは?

毎日、ブログを書いていると、「よく毎日書けるね…」「よくネタがあるね…」と言われることがあります。

傍から見ると毎日執筆することは、相当大変な仕事だと思うようです。

文字数は1500~1850文字になります。

400文字詰原稿用紙で4~5枚になります。



これを毎日、約8年間続けています。

毎日、原稿用紙4~5枚を書いているのは、新聞記者やヘビーなブロガーやメルマガ発行者くらいかもしれません。



稀に文章を書くコツを聞かれることがありますが、これといって意識したことはないので、分析したことがありません。

この機会に、文章の書き方のコツを分析することにしました。



私が文章を書くうえで心がけていることは、大きく分けると3つあります。



ひとつ目は、ワンセンテンス(ひとつの文章)が長文にならないようにしています。

たとえば、「私は調剤薬局で医師から処方してもらった薬をもらいましたが、薬手帳を忘れてしまい、自宅まで取りにいったところ、偶然宅配業者が荷物を配達に来ました」という文章があったとします。



このワンセンテンスには、「調剤薬局に薬をもらいにいったこと」「薬手帳を忘れたこと」「自宅まで取りにいったこと」「宅配業者が荷物を配達に来たこと」の4つの出来事が混在しています。

さすがに4つも混在していると、どうしても長文になってしまいます。



そこで、ワンセンテンスを短くします。



「私は調剤薬局で、医師から処方してもらった薬をもらいました。しかし、薬手帳を忘れてしまい、自宅まで取りに行きました。そうしたところ偶然にも、宅配業者が荷物を配達に来ました」。

このような感じでワンセンテンスを短くすることで、読みやすいばかりか、意味が通じやすくなります。



二つ目のコツは、漢字を使い過ぎないことです。

パソコンが普及してからというもの、難しい漢字を使う人が増えたような気がするのは私だけではないはずです。

たとえば、「ありがとう」という言葉を「有り難う」と書く人がいます。

間違いではありませんが、誰が見ても読めるという点では「ありがとう」の方がいいでしょう。



また、文章の末尾に使われる「致します」という言葉も「いたします」の方がいいと思いま

す。

このような言葉が数多くあります。

私はなるべく、中学生でも読めるような文章を書こうと思っています。

そうすると必然的に、難しい言い回しや漢字も少なくなります。



三つ目のコツは、必要以上に飾った文章にしないということです。

文章を書き慣れてくると、きれいな文体で書く人もいます。

まるで小説家のようだと思ってしまう人もいます。



ですが、私はそれよりも、読み手にとってわかりやすいか、何が言いたいのか伝わっているのかを大切にしています。

ですから、シンプルな文章でいいのです。

どんなに上手に書いても、読み手に伝わらなければ意味がありません。



これが私が考える文章を書く3つのコツです。



よく、文章を書くのが苦手だという経営者がいますが、経営者は「書く」「話す」「聴く」ことができなければいけないと思っています。

書くことと、話すことは、自分の考えを社員や取引先、顧客に伝えることです。



そして、聴くことは、社員や取引策、顧客の意見や要望を吸い上げることです。

このような意味で、「書く」「話す」「聴く」ことは、経営者の必須能力だと思います。

経営者になったら、「私は話し下手なので…」とは言ってられません。

とにかく、相手に自分の考えを伝える能力と、相手の考えを聴き取る能力を身につけてください。



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