あなたが充実感を感じるのは、どんな時でしょうか? とかくビジネスパーソンは、忙しくなると充実感を感じる傾向にあります。 そこで今日は、仕事の充実感についてわかりやすく解説します。
先日、久しぶりに福島への出張がありました。コロナ禍以降、めっきり出張が減りましたが、ここ1ヶ月、新規感染者数が減り出張が徐々に増えてきました。この日は、朝7時前に新潟市を出発して、10時頃、福島に到着しました。2時間半のコンサルティングを終えて、新潟市にとんぼ返り…。すぐにオンラインでの打ち合わせを行い、その後、オンライン商談を行いました。
そして、デスクワークをはさみ、夜9時からオンラインコンサルという朝から晩まで忙しい1日を過ごしました。この日の行動を振り返ってみると、移動時間に約6時間も費やしています。決して、効率的なスケジュールとはいえず、相変わらずスケジュールの立て方が甘いことを実感しました。
スケジュールが空いてるところに、何気なくスケジュールを入れていきますが、後先のことをよく考えないと非常に効率が悪くなります。ここで重要なのことは、夜9時からのオンラインコンサルを終えた後、なんとなく充実感を感じている自分がいたことです。
1日のスケジュールが多かったことと、長時間に渡り仕事をしたことが重なって、何となく「やり切った」という気持ちになりました。このようなことを感じたことがある人は、私だけではないはずです。
翌日は、オンラインコンサル、リアルコンサル、オンラインコンサル、オンラインミーティングと、出たり入ったりの1日になりましたが、移動時間は約1時間程度で済みました。
ですが、このスケジューリングも決して上手いとは言えず、オンラインが3本にリアル1本ですから、思い切ってすべてをオンラインにした方が効率は良かったと思います。
リアルでの訪問先が近かったこともあり、このようなスケジュールになってしまいましたが、近いからリアルでというのも問題があります…。
このように、とかく多忙な1日を過ごすと、充実感を感じがちなのが人間です。営業パーソンならば、県外出張や長距離移動の営業活動を行うと、何となく仕事をした気になってしまいます。ですが、営業活動の時間よりも移動時間の方が長いというのが本当のところです。
それで充実感を感じているのですから、何か間違っています…。どうせ充実感を感じるのであれば1日8時間のうち7時間は営業活動を行ったならば、成果に直結しますから充実した1日だったといえるでしょう。
今回感じたことは、スケジュール化する際、1.リアルでなければいけないこと、2.リアルでなくても良いこと、3.オンラインでなければいけないこと、4.オンラインでなくても良いことの基準を設け、精査することが重要だと思いました。
コミュニケーションの判断基準はいろいろあるとは思いますが、精査と優先順位の必要性を改めて感じています。時間の制限や移動の制限があり、リアルは無理だけどオンラインなら可能だという予定も増えてきました。
「時は金なり」と言いますが、時間の使い方で人生は雲泥の差があると感じる今日この頃です。この記事を読んで、あなたはどう思いましたか? 自分の1日の仕事時間をしっかりと分析して、どのような活動に1番時間を使っているのか? そして、その活動は成果に直結するようなものなのか、をよく考えてなければ成果が出にくいのが現実です。
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