自分の人生をどう生きるか?
右肩上がり時代と現在では、仕事に於けるキャリアの考え方もまったく違います。
「年功序列」「終身雇用」など戦後できた制度も崩壊している昨今、今日は時代に合致したキャリアについてわかりやすく解説します。
キャリアはよく耳にする言葉ですが、一般的には仕事・経歴・就職・出世などのイメージで使われることが多いようです。
参考までに、厚生労働省が提唱している「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」の報告書には、「時間的持続性ないしは継続性を持った概念」として定義されています。まったく意味不明ですね…。
噛み砕いて説明すると、働くことに関わる継続的なプロセスと、働くことにまつわる生き方そのものを指しています。
つまり、「キャリアを積む」と言った場合、この仕事の経験を積むということだけではなく、仕事の上で身につけていく技術・知識・経験に加え、人間性を磨いていくこと、さらにはプライベートも含めた自分自身の生き方を磨いていくことです。
仕事を通じて、プライベートや人生を輝かせることも含まれるということです。
私が20歳の頃、高校や大学を卒業する新卒者で就職しない人はいませんでした。
私の周りで就職しなかったのは私だけでした。
フリーターのはしりといえばカッコイイですが、当時は社会の落ちこぼれと思われていました…。
さて、時代は大きく変わり、ひとつの企業に定年まで勤めるというキャリアではなく、いくつもの企業に勤めてキャリアを重ねるという人も多数登場してきました。
ですが今でも、転職を重ねている人は就職の際に不利に働く場合が多いようです。
つまり、日本ではイメージが悪いということです。
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