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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

部下育成の決定版!メンタリングマネジメント


福島正伸さんをご存知でしょうか?

福島さんは、大手企業や全国の地方自治体などで約7,500回、述べ30万人以上に研修、講演を行い、受講生からは「人生が変わった」という声が後をたたない。そこで今日は、福島正伸さんのメンタリングマネジメントとわかりやすく解説する。



福島さんは、他人の成功を応援することを生きがいとしており、経営者やビジネス書のベストセラー作家など多くの人からメンターと慕われている。また、4人の経営者を応援するために毎朝ハガキを出すことを20年以上続けている。



随分前になるが、福島さんのセミナーが開催された。

確か5回シリーズだったが私も受講した。その成果は、物事に対する捉え方が大きく変わったことだ。一見、ネガティブなことでもポジティブな捉え方に変換することができるようになったのが大収穫だった。シェイクスピアの「人生には幸も不幸もない、ただ、考え方でどうにもなるのだ」という言葉にも通じる。



福島さんは「メンタリングマネジメント」を提唱している。

「メンタリング」とは、他者を本気にさせ、どんな困難にも挑戦する勇気を与える手法のことだ。メインメッセージは「他人を変えたければ、自分を変えれば良い」。自分自身が手本となり、部下や新人を支援することが最も大切なことだ。福島さんの土台となる考え方はこれに尽きる。



人は誰に出会うかで人生が決まると言っても過言ではない。

私たちはまわりの人から強い影響を受けており、まわりの人がどう接するかで自分の気持ちが変わり、行動が変わる。「あの出会いによって、私の新しい人生がはじまった」と思える存在がメンターだ。そしてメンターによって、社員一人ひとりの無限の可能性を発揮させることで、企業の生産性を最大限に高めようとする経営を「メンタリングマネジメント」と言

う。



メンタリングマネジメントには、多くのノウハウがあるが今日はその一部をお伝えする。

そのポイントは、「管理」ではなく「支援」することだ。人は管理されると依存型になるが、支援されると自立型に育つ。



また、部下は上司の鏡であり、「見本」「信頼」「支援」の3つで部下は育つ。

見本になるとは、部下を変えようとするのではなく自分を変えること。信頼するとは、部下と同じ視点に立って考え、権限を与えて責任を取る覚悟をする。支援をするとは、短期的な期待をせず、手法に頼るのにではなく姿勢に頼り、部下を励ます。これが、部下を自立型人材に育成するポイントだ。



具体的には…

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1.笑顔で接する。

 相手は自分と同じ気持ちになる。心からの受け入れ、

 幸せの空間づくりをする。

2.全てに感謝する。

 相手の存在価値を見出す、感謝は信頼関係。

3.真剣に話を聞く。

 興味、関心、否定しない、思考の整理、質問をする。

4.相手から気づく、学ぶ、感動する。

 それらを相手にフィードバックする。

5.一緒に考え、悩む。

 同じ気持ちになって共に成長する。

6.ピンチをチャンスに変える。

 考え方を変えることでワクワクさせる。

7.問題の意味・本質を見つける。

 問題がノウハウになる。大切なことに気づく本物になるきっかけにする。

8.自分の体験や事例を紹介する。

 体験は真実として伝わる。

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メンタリングマネジメントでは「こうしましょう」「こうするべきです」など、アドバイスは禁止だ。自ら問題を解決する方法を見つけ出し、問題に挑み続ける勇気を与えるのがメンタリングマネジメントだからだ。




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