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執筆者の写真社長の大学★長谷川博之

金庫のある居酒屋???これにはびっくり!

先日、富山県のある協会主催の経営セミナーがスタートしました。

私は講師として、月1回朝10時から夕方5時までのセミナーを4ヶ月おこないます。

朝から晩までのセミナーは、参加者も大変なのですが、講師も大変です。

というのも6~7時間のセミナーを行うには、相当なボリュームのコンテンツが必要だからです。



通常のセミナーは、長くても3~4時間です。

もちろん、朝から晩までみっちり行う一泊二日のセミナーもありますが、このようなセミナーは稀です。



私はセミナーを本格的に始めるようになって、ちょうど10年ほどですが、朝から晩まで行うような長時間のセミナーは初体験です。

ですが、初体験だから引き受けたというのが本当のところです。

私の悪い(?)癖なのですが、「今までやったことのないこと」や「困難が予想されること」をついやりたくなってしまうのです。

そのおかげで、仕事の幅が広がったのも事実なのですが、自分の首を絞めてるというのも事実です。



セミナー終了後、主催者と夕食を食べに行きました。

この日は泊まりでしたので、大好きな日本酒も堪能することにしました。

案内してもらった店は居酒屋だったのですが、平日にも関わらず非常に賑わっており、繁盛店だということがわすぐにかりました。

料理も大変に美味しく、特に刺身が鮮度抜群で絶品でした。

新潟も刺身は美味しいのですが、富山も大変美味しいのです。

まぁ、隣の県ですから…。



今まで、富山の日本酒はほとんど飲む機会がなかったので、何種類かいただきました。

実は、ここだけの話なのですが、「日本酒といえば新潟」と言われる程、新潟の日本酒は有名ですが、淡麗辛口の日本酒が多く、私は物足りなさを感じてしまいます。

そこで数年前から、福島、宮城、山形、秋田など、東北の日本酒を飲む機会が大変増えました。



東北の日本酒は、個性的で私好みのフルーティで濃厚なものが多いような気がします。

北陸では金沢のお酒を時々飲みますが、富山のお酒はほぼ初体験だったので、ウキウキしました。



食事を始めて1程経った頃、ちょうど私の席から金属製の扉が見え隠れしていました。

最初から気になっていたのですが、なんだか大きな金庫の扉のような感じでした。

そして、この扉が開いたのです!



扉の中は、畳部屋でテーブルと座布団が見えます。

なんと座敷の個室になっていたのです。

女性スタッフが何やら準備をしていたので、この部屋を見せてもらったところ、なんと本当の金庫だったそうです。



実はこの居酒屋、その昔は信用金庫だったというのです。

信用金庫の金庫は、大変に大きくまるで部屋のようになっています。

この居酒屋のオーナーがお店を始める時、この金庫を撤去しようとしたらしいのですが、何しろ撤去にお金がかかるといううことで、そのまま残して個室にしたんだそうです。

ですからこの部屋の扉は、金庫の扉なのです。何重にもなっている頑丈な扉です。



逆に、その面白さが話題になったようです。

苦肉の策なのでしょうが、アイデアひとつでどうにでもなるものだと大変勉強になりました。

もし、オーナーに金銭的余裕があったのなら、きっとこの金庫は撤去したと思います。

ですが、撤去にするだけのお金がなかったことが幸いしました。

地元では、「昔、信用金庫だった居酒屋」で通っているようです。



そういえば、知り合いの社労士事務所も、昔、信用金庫だった建物を事務所にしていたことがありました。

金融機関の建物は独特のレイアウトなので、通常の会社が使うと何となく違和感を感じてしまいました。

まぁ、その違和感が話題になるのだと思います。

ですから、違和感を感じたらチャンスです!



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